恋子

肩落とし恋の躯に引きずられ夏の荒れ野の木漏れ日哀し

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恋子

さ迷えば恋のほむらの蛍火のあんたさがしてひと夜を燃やし

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恋子

あとずさりするのも恋のなぞの謎潮の満ち引き浮世の弔い

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恋子

夏山の焚き火の揺れてシルエット星降る恋の山小屋情話

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恋子

十代の恋はほのぼの子の事情三十路の恋は大人の事情

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恋子

だめだよと恋に線引く初心なヤツ行間パンパン青春日記

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みゆきち

木漏れ日の隣のベンチのJKの恋バナ愛おし初々しくて

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恋子

夕顔を咲かせに来てと恋ひとつ赤色放つ今宵の蛍

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ちゆ

⁡新しい恋の話をするようにあなたは「久しぶり」と笑った⁡

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ちゆ

ごめんねの代わりに告げられる「好き」⁡⁡の温度覚えていくような恋⁡

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