恋

恋子

じっとりと梅雨の証か沁みだして冷や汗なのかもてあそぶ恋

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恋子
恋子

恋を乗せ闇夜に夢の宅配便朝のもどかしゆう菅の花

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恋子
破　調

今時は　恋愛ドラマで　視聴率　取れないことに　何故、気づかない

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破　調
恋子

ときめきはひと夜の恋の同窓会思い出燃やし上手に消して

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恋子
恋子

添い寝すりゃ吾子は乳房をまさぐって母の恋しや女を自覚

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恋子
恋子

目覚めれば昨日は過去と蹴とばして今日の獲物と恋の狼藉

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恋子
恋子

咲く薔薇の初夏をよろこび艶やかに恋を放てばくすぐる香り

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恋子
恋子

恋時雨刹那を刻む砂時計ただひと時のふたりの舞台

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恋子
恋子

恋淡く色もつけれぬキャンバスにただもじもじとコンテを運ぶ

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恋子
カツオレ

愛などと呼べぬ拙い恋心　青い果実と氷砂糖

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カツオレ
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