恋子

やれ刹那散るは無情と思えども恋や花びら春をたそがれ

0
恋子

やるせなき恋ぞ楽しく糸つむぎ春を織っては君を織りこみ

6
恋子

春茶会東と西の桜餅違いも嬉し濃茶と恋茶

0
恋子

道明寺食べて紀州の道成寺覚悟はいかが恋のなぞかけ

0
恋子

あどけない男言葉の恋歌に妖しさ見つけほだされる君

0
恋子

鶯の鳴き木に来て気も晴れて気合いの恋は季節の病

0
恋子

恋女房春はいかがとシジミ汁耳に鶯目に朝桜

0
恋子

初恋の花いちもんめふるさとのあの子が欲しい声高らかに

1
恋子

ふるさとは畔のままの住宅街恋もいびつな青い残像

0

百人一首 一番詠まれる恋の歌 今も昔も人を悩ます

0