恋

恋子

恋しいよ誘うサクラに文なんぞしたためごめん墓の遠くて

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恋子
恋子

ゴザを敷き肩頬よせて恋遊戯花は小道具お花見ごっこ

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恋子
恋子

はなびらにもうかまだかと問う恋のけじめはつかぬままに

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恋子
恋子

夜桜の酒まで盗む絶景につられておかし恋まで盗み

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恋子
恋子

薄茶立てひとり優雅の花見して恋茶に遠き桜餅食む

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恋子
山下萌々子

既読のみ誘うのはいつも私から冷めたコーヒーをそっと捨てる

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山下萌々子
恋子

濡れ桜これも風情と片肩に花びら濡れて恋の寄り道

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恋子
山下萌々子

思い出じゃないままがいい主人公は僕と君でハッピーエンドに

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山下萌々子
山下萌々子

ケチつけて無かったことにするなんて良いご身分ねかぐや姫ヤロー

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山下萌々子
恋子

背伸びして恋という字と君の名をいく度も記したひとり上手

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恋子
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