平見翠玉 悲
平見翠玉 サルトビ 我が友よ 携帯失くす 悲しさよ 慌てふためく 君の姿みゆ
行雲流水 破調編 何時までも 悲しみの影 色褪せず コスモスの花 移る残り香 166
恋子 わがままも過ぎればただの嫌悪にて恋も悲しき道化の花と
恋子 ままごとの浮世の悲し人間ごっこ死んだマネして生きざま晒し
恋子 夕暮がストトンストトン幕下ろし秋を悲しく装いだす
サルトビ 死の淵で 臓器移植の 道探し 闇の世界に 落ちる悲しさ
澄水 月曜の朝からずっと降りつづく悲しからずや九月の雨は
恋子 悲恋だと言いたくもなる恋遊戯秋の情緒に台本乗せて
澄水