サルトビ

恩人の 消えゆく記憶に 涙する 貴女の行手に 幸あらんかと

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うしめ

雷を「らいさま」と呼ぶ長老は猪狩りを両手で語る

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みゆきち

畑仕事終えて水風呂 ビール手にきゅうりにお味噌これぞごちそう

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持ってけとおはようの代わりに渡された手のひらの中で転がるトマト

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サルトビ

悲劇知る 信玄演じた 猿之助 母を手にかけ 辛さは知らず

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恋子

見送られいってらっしゃいの声手を振ってガシャツと聞こえる鍵穴覗く

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ちゆ

あの春の何がそこまで嘘なのか分からないまま手を振っている

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ちゆ

伊勢丹の手提げもつ母ちゃんの頬⁡ ⁡やわい興奮やましく見てる⁡

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ちゆ

⁡⁡ばあちゃんの手がこんなにも美しい美しいとようやく知る帰省

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ちゆ

⁡生理痛心配されていてセフレなどと呼ぶべき相手ではない⁡

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