眞廉

名手はモーツァルトに愛されてハスキルも微笑む藤田真央

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光る君

ここに来て 手招きされて膝枕 かすかに匂う石鹼の香り

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かたはれ

あの時の想いを受ける山手線 尽きぬ夢見に過ぎゆく上野

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光る君

管球のアンプ欲しいが手が出せず自作アンプを自画自賛する

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佐藤豊

羽ばたいた息子の手紙読みながら頬を伝わる水滴一つ

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パパ猫

手のひらの花びら母に見せる子が食べてもいーい?と聞いている

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澄水

穏やかな澄んだ空気の春の夜君と添い寝す手を繋いでる

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澄水

油菜を手折りて帰る花の色ドライフラワーになってくれぬか

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澄水

旬平が一番最初手にした本ジルドウルーズの「差異と反復」(家の子はとんでもない本を)

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白詰草

お迎えに 舞えば桜にやって来る君はこれだろ片手にビール

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