宇祖田都子 手
宇祖田都子 こらんだむ 気まぐれに 差し出された手を とってみる 選ばれないと わかっていても
Coutarus ONAI 木蓮の花は開けり君の名は手話で言ふならこんなかたちに
木村槿 極寒のイオンモールで手をつなぎあなたと生きてみようと思った
長井めも 手のひらを空にかざして傘のないひとほど空を見上げているね
詩季 メロディは途切れて続くおさらいで彼の右手が紡ぐ「ふるさと」
野歌りん 今日はもうなにかがだめでベッドに入って眠ることすら下手だ
野歌りん いらないの薄っぺらくて陳腐なら手を繋ぐのも愛の言葉も
toron* 改札まで繋がっていた手の熱を夜空で冷ますように振り合う
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