澄水

君の肩骨の窪みが愛おしく人差し指でなぞる午後かな

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強い風髪を抑えた手の指に眩しい光太陽よりも

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恋子

根付けなど浴衣の帯にチョイはさみ恋をブラブラこの指とまれ

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指を折り気持ち押し込む五七五上手く仕立てた事など無いが

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主婦

光指す今日は雨だと言ったのに外干しすればまだ乾くだろうか

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パパ猫

この指がわたしの穢れを背負ってる時には涙も拭ってくれる

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パパ猫

この指で日々の生活回りゆく愛しき相棒火傷の痛み

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恋子

夏が来たこの指とまれ遊ぼうよ恋の出番だ祭りの太鼓

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恋子

恋だってあるかもしれぬ五月病つなぐ手の指伝える微妙

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さくら大根

五七五指折り数え通う道花鳥風月空を見上げて

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