散歩

パパ猫

一区画だけの小さな散歩する毎回違う五分のドラマ

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澄水

いくつもの小径があって散歩へと向かう小径はどの小径へと

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パパ猫

散歩道びいどろ風鈴聞きしあと南部風鈴これまた風情

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パパ猫

太陽は散歩の間にも高くなり涼しき影は小さくなって

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パパ猫

宵闇に息子と散歩風涼し二人眺める三日月の笑み

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澄水

南風背中を押され歩きだす何時もの散歩道蟬時雨

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澄水

蟬時雨夏の散歩はTシャツの色変わるまで汗かき歩く

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恋子

散歩道いつもの人と目を交わし老いの恋かも少しときめく

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澄水

名も知らぬこの樹何の樹気になる樹散歩途中で何時も立ち寄る

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澄水

蒸し暑さ雨待ち風が頬を撫で家路を急ぐ散歩道かな

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