数

満月しじま

幾度も数多の生を産んできた櫻よなにを思っているの

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満月しじま
恋子

実測の恋の度合いを探り入れうす布隔てけもの化度数

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恋子
澄水

睡蓮の花を数えて夏がゆく夢から覚めた夢のようにぞ

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澄水
澄水

さみだれて無数の雨が落ちて来るその一滴も池となりたる

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澄水
凜

梅雨明けもしていないのにこの暑さ数えるほどしか雨降ってない

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凜
パパ猫

人生でいただいたもの無限なり失くしたものを数える愚か

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パパ猫
ちゆ

電話越しそっと寄せてる想いあり⁡ ⁡周波数だけ似せた偽物⁡

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ちゆ
ちゆ

あの日からねじれの位置の僕たちが交わる部屋の間違いの数

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ちゆ
パパ猫

街灯り星の数ほどまたたいて明日の希望 祈るともしび

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パパ猫
仮名

ピラミッド造りたくなる人の性数千年の時経て変わらず

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仮名
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