晴希

うたたねを始めてからはなんとなく言葉を見つけ文字数数える

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サルトビ

同郷の 袂別れし 友人の ラインの文に 心洗わる

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恋子

文字を織る恋を織りこみ心織る君の心が風邪ひかぬよう

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恋子

あやとりを楽しむように恋綴り一つの文字がこんな彩にも

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恋子

気は心季はめぐり来て樹に宿る果実かじりて美味いと文を

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恋子

絵にすればきれいと言えばすむものをわざわざ文字の色彩のせて

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破 調

穢されて みそひと文字が 鳴いている 無言の月よ 不言の星よ

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恋子

自画像を短歌で描く先達の文字に沁みだす心の流れ

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恋子

日の暮れて恋に遊ばれ文無しのポッケが叫ぶジャラ銭音頭

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恋子

無と書いた夏の課題の感想文語れば野暮と禅の哲学

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