上原美樹。

きぬまとう まひるのつきは 昨晩の 星との謡(うたい) 今も夢見る

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破 調

穢されて みそひと文字が 鳴いている 無言の月よ 不言の星よ

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Hama

旧暦の 七夕の空 見上げしも 蒸し暑き夜に 星も曇りて

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澄水

とっぷりと暮れて星影さやかなり心に映る星座の形

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花農家

楽しくて 短歌の中でランデブー 星見えなくても 月がなくても

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恋子

恋を読み彼を読み解き青き門薄目を開けて見た流れ星

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さくら大根

目を閉じて瞼の裏の暗闇に青く瞬く無数の星よ

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パパ猫

星の唄 耳澄まし聴く秋の夜 静かに優しく舞いおりてくる

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澄水

星繋ぎ神話を語ること止めぬ翼下さいペガサスのよに

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ふゆねこ

サヨナラの言葉も残さず星は消え紫色に空は染まる

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