澄水

時雨して水溜まりしたアスファルト夜半の星座が映り瞬く

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澄水

ふる里の星ふる夜に置く霜の白きを見れど我は帰らん

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澄水

冬の夜半窓を開ければ三角の星の奏でるバラライカかな

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ペネロペ

戻れない過去は遠くで輝いて 心の中の星の爆発

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海紀亜

「何故星は 柄杓の形に 並んだの」「夜中の海を すくうためだよ」

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屁の河童

どの星が欲しいかそっと言ってごらん取ってあげるよ君の指輪に

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梅鶏

星になる、神様になる、仏になる 母は私の心臓になる

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屁の河童

祭果てて人影絶えた広場から梯子でピエロ星へと帰る

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どんぐりママ

花火持つ 大輪の花 弾けおり 凪の夜空に 星も煌めく

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どんぐりママ

月を観る 心のゆとり 静けさに 吹く風澄みて 星の輝き

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