恋子

ブタの口煙吐きだす昼寝時大の字描けばだらりの団扇

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個感

海の日も真昼は燃え尽きさうだから ナイトプールに咲く水着たち

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パパ猫

朝露が昼には空に帰るよに私も此処を旅立つ日まで

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恋子

昼顔の咲いて艶なる薄化粧愛でに来いよと葦簀を立てる

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うしめ

かじられて穴あきとなり紫蘇の葉は摘まれずにあり真昼に笑う

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さくら大根

風涼し昼間の暑さ追い払い月も雲から姿現し

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香菜

ぷすぷすと寝顔の頬に指埋め昼間のいたずらの仕返しをする

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ぷるる

一年で 昼が一番 長い日に 梅雨の晴れ間は ちょっぴり嬉しい

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パパ猫

昼と夜それぞれ役割あるのだろう人には見えぬずっと奥深く

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恋子

あら熱の取れた恋する昼顔の乱れ咲きする時を争う

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