澄水

連絡の付かぬ息子が何時か読むそう信じて“うたたね”してる

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澄水

こんな時苦いコーヒー切らしてる煙(ケム)になりたい煙草すら無い

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平見翠玉

結び目を解くよに時間は流れて立ち止まりて時間の流れを見る

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パパ猫

記憶とは正直者の顔をして時には嘘を優しき詐欺師

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中原鼠栞

時と風流るるままに花二つ岩苔の上しばし瞑らん

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澄水

時がたち御玉杓子は蛙へと睡蓮の葉も繁り始める

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光る君

君がため妨げられし恋情は如何なる時も折れることなし

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澄水

月子さん君はムーンライト貴女だけ僕を照らして何時何時までも

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光る君

君が行く希望へ向かう登り坂 疲れた時は支えてあげる

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昼時の雑踏逃れ 外に出る ベンチでひとり新緑眺め

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