澄水

秋の月輝きだして夕暮れて齢と角度確かめている

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平見翠玉

土を耕し土と暮らしていく大空の下大地と共に

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パパ猫

幼き日家族と暮らしたアパートは何処に行ったか大きな道路

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あさ

黴臭き淡路の宿にゆるやかに夕暮れゆく海を見ており

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あさ

黴臭き淡路の宿に夕暮れてゆく海を見ており

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澄水

まだ暑い夏の終わりの夕暮れがゆっくりと行く脇を掠めて

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恋子

夕暮て禅より膳とまずビールひとり手酌に無を悟り

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恋子

日の暮れて恋に遊ばれ文無しのポッケが叫ぶジャラ銭音頭

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澄水

とっぷりと暮れて星影さやかなり心に映る星座の形

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澄水

久方の三日月光る夕暮れに虫の音響く金銀砂子

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