恋子 月
恋子
澄水 昨日今日月を探して窓開けて見つからないよ月子どうしょう
雨露 夜更け過ぎ冴えた月光身に浴びて 眠りの町をふらと旅する
恋子 弧を描き浮かぶ夜空の糸の月孤の見上げればやはり寂しく
澄水 月を見ぬ日も月を詠む新聞の月齢表を調べたりする
あさ 人間の喜怒哀楽も変わらむか人間の月面に立つT.Vに思う 昭和44年アポロ喜怒哀楽
澄水 久方の光の舟は昇りゆく下弦の月に照らされてるよ
行雲流水 破調編 キマイラは 月に向かいて 咆哮す 奪われしもの 取り戻すため 60
Hama 月明かりが 優しく君を照らしたら 次の一歩を踏み出せないか
さくら大根 