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月
恋子
夜顔のけわいほどこし待つ閨の月の明かりの悩ましき艶
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恋子
パパ猫
夕暮れの藍の空には細い月 儚く沈む輝き見惚れ
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パパ猫
恋子
夢見れば恋の身を寄せ月の宿明日は漕ぎだせ君が御胸に
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恋子
恋子
月見れば思う人あり恋というゆれる心にさやけき光
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恋子
恋子
盆の月終えて見る月仲秋へ不思議と謎の天空の旅
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恋子
行雲流水 破調編
太陽と 月が重なる その時に 人は優しく 成れるでしょうか 145
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行雲流水 破調編
恋子
砂浜に老いた二人の月の影不倫なりゃこそ刹那の名画
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恋子
恋子
これが恋秋夜の十五月に吠え目覚めた性に我が身慄く
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恋子
恋子
冴える月とあの詩人の感性の捕らえた秋は心の冬か
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恋子
パパ猫
月の浜で寝そべりさざ波聞くようにしとねで虫の音ただ聞いており
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パパ猫
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