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月
渦
月面に触れるみたいに震える手 どこかで星が生まれる音が
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渦
もえ
「ぼんやりと灯りし窓辺月光り冴えて語りし彼方の空よ」
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もえ
もえ
「ハイパーなきみのロジック正しくてなにも言えずに三日月を見る」
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もえ
千吉
外輪山夕映え順に山眠り月がむっくり起き出して来た
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千吉
鈴木ベルキ
届くかも知れない位置にある月を求めるように芒は揺れり
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鈴木ベルキ
夜々代
月の中うさぎのダンス僕は今地下鉄内で心踊らす
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夜々代
あらいぐま
もう声も思いだせない如月の空にはしずかな白鯨ばかり
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あらいぐま
羹鱠
夜半の月 古るも常世に 浮かびたり 数多をひくは のみにはあらず
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羹鱠
羹鱠
雲隠れ 祈りて待つも 心憂し 無くて叶はじ 文の清月
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羹鱠
羹鱠
茜さす 照る陽に実る 水蜜を 望む生ひ先 初の水無月
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羹鱠
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