澄水

百日紅咲く秋の朝薄紅の花愛でる人悪くはないか

0

朝方に 扉を開き ぞっとする 冷たい風は 一体いつから

0
パパ猫

朝焼けに染まる薄雲おぼろ月 微かな金色残したままで

0
恋子

鎮魂の灯りを流す元安川朝の儀式を静めるように

0
カンナ

真夏日の朝を迎えて815蝉の鳴き声強くなりゆく

0
パパ猫

朝空の速く流るる薄雲に見え隠れする白き月影

0
恋子

鳴く蝉も哭く間もなく消え去った人も消された今朝原爆忌

0
花農家

朝日浴び百日紅の葉は輝いて蝉も鳴かない静寂の朝

0
うしめ

背伸びして深呼吸して庭に咲く原爆の日の朝顔の花

0
パパ猫

どんな雲描こうか空は思案する 水色だけの朝のキャンバス

0