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朝
パパ猫
夏の朝 水道水の温かく 仏の水入れ 氷をひとつ
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パパ猫
うえはらみき。
朝早く だいだらぼっちの 健診か 現像すみの 写真 いちまい
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うえはらみき。
恋子
裏路地にひと鉢咲いた朝顔の水遣る老いの優しアッパッパ
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恋子
ふゆねこ
微笑みの父の遺影に見送られ仕事に向かう暑き朝
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ふゆねこ
恋子
ふらここを独り占めしてゆれてみる老いた子ひとり朝の公園
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恋子
御影
頼っても 願っても朝が来るのなら 夜もやっぱり友達じゃない
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御影
サルトビ
我が友の 痛み我慢と 突き離す 元気になりて ほっとする朝
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サルトビ
めるへん
朝をまた無事に迎えし有り難さ孤独死という不安はあれど
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めるへん
梅鶏
生まれてきた順に若さを失っていくとは知らぬ朝顔に水
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梅鶏
恋子
酷暑にも静かな朝あり日の出前このひと時にひとりを患う
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恋子
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