宵闇

露垂れる草木も空もしんみりとこんな時はごま豆腐が食べたい

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パパ猫

木漏れ日の坂をぐんぐん登ってく君は自分の道を歩き始めた

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澄水

緑濃きトンネルを行く木下闇冷んやりとして精気が満ちる

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うしめ

草も木も微動だにせぬ風景の一つとなりて赤い雨傘

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Tokari

木漏れ日に映る願いを聞き入れて囁くように彼方に消える

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平見翠玉

来世では石になりたしと言う人私は木に生まれ変わりたい

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パパ猫

クスノキの幹にも落ちる木漏れ日は夕陽と影の揺れる幻燈

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パパ猫

木の陰にシロツメクサは咲きはせぬ野にある草の道あやまたず

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澄水

浄土教明日を開く大拙の「日本的霊性」‹信›を得る(鈴木大拙)

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Tokari

戯れる草木なびかせ遊ぶ風、「みんな友だち」呼びかけて行く

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