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木
恋子
ひと息をちょっとはずれて木下闇青田の風のそれおすそ分け
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恋子
あさ
無菌なる孤りの部屋に萌え出でて育つ木草の一本もあれ
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あさ
サルトビ
瑞賢の 先を読んでと 動きしか 江戸の大火に 木曽へと走る
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サルトビ
パパ猫
ひとまずは草木もこれでよかろうと仕事を終えた雷神は去る
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パパ猫
Hama
両側に ポプラ並木が 続く道 緑の風と 共に走りぬ
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Hama
パパ猫
雷神よ入道雲よやる気出せ どうか草木に恵みの雨を
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パパ猫
パパ猫
夏の朝ケヤキ並木を歩きなば蝉の輪唱 木漏れ日降りて
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パパ猫
主婦
木陰より覗く日向の白球を追えば真昼の月と重なり
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主婦
平見翠玉
心病みバランス崩れても木に愛情感じる生きてる限り
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平見翠玉
満月しじま
さみしさを埋められなくてまたひとつ積み木の城が崩れてゆくの
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満月しじま
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