すあまラテ 枯
すあまラテ
澄水 枯れ薄枯れ切ってくず折れて春下から新芽新しい葉が
恋子 春に枯れ迷路をあゆむ恋おぼろ未練を食い喰い悔いを引きずる
めるへん 水をやり肥料もやって育つ苗ゆっくりでいい枯れなければいい
羹鱠 花の色に 興醒めぬかな 睦言に 晴れ覚ゆると 我が文を 聞き集めぬか 枯れし葉を 如何せましや 嘆くとも あへなき事と 心憂し うつる暦に 去りぬ詠み人
ろくろう 吾が部屋に枯山水の如あるは畳の上にに散らばれる本
はるるあお マイルスの枯葉は1人泣いている
はるるあお マイルスの枯葉を聴いて癒される深夜のメルロー心地よく冷え
中原鼠栞 枯山水 猫転がれば唯の砂利 陽で温くなる漆喰の壁
中原鼠栞 