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桜
凜
また来年 手を振るようだ 花ふぶき 一足先に未来へ行くの
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凜
パパ猫
この桜君と最後に見た桜君も空から見ていてほしい
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パパ猫
光る君
満開の ソメイヨシノを羨めど 蕾は硬し 八重桜かな
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光る君
パパ猫
君が住む街の名前は何となく君にピッタリ桜新町
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パパ猫
恋子
夜桜に影の重なる木の陰に月は上弦放つ恋の矢
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恋子
パパ猫
住宅地ことこと進む電車から次々よぎる桜を眺め
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パパ猫
澄水
桜月弥生三月夜も更けて月の雫の花の散る音
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澄水
ケタクマの父
見上げれば 桜の向こうに 青い空 黄色いボール 学童の声
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ケタクマの父
花農家
桜散り あなたの街では 杏の花 咲いているかと こころで問うて
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花農家
鞘森天十里
我が街に桜並木のあるゆゑに書を借りに行く道も浮き立つ
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鞘森天十里
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