梅雨

個感

空梅雨か降らない処と　降り過ぎて息まない処と　両極端

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個感
澄水

歌詠むが祈り願いであるならば梅雨明けの蟬声も届けよ

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澄水
恋子

梅雨明けを告げる遠雷露払いそこまで雨を連れて来ずとも

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恋子
恋子

鳴り光る恋の迷いか梅雨の雷ざわつく夢も恐怖の化身

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恋子
うしめ

すっぱさも我が人生の一部なり梅雨晴れに捥ぐブラックベリー

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うしめ
澄水

梅雨時の月は傘差し朧げに雲隠れにし又現れし

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澄水
澄水

教えられ梅雨の雲間の朧月もうすぐ満ちる十四夜かな

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澄水
Hama

ひと昔 線状降水帯 聞かず 趣の梅雨 怖さを感じ

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Hama
さくら大根

今のうち梅雨の晴れ間に感謝して洗濯日和陽射し眩しく

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さくら大根
茶々丸

梅雨の時期ふと手をのばすわらびもち雨があがった午後のおやつに

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茶々丸
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