梅雨

うしめ

梅雨雲の取れて朝日は輝きぬ五分早めに今日を始める

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茶々丸

梅雨曇り線路は続く職場へとトイレに入るとある乗客

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個感

行きは降らなかった分まで梅雨らしく濡れて帰って来た生脚

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澄水

油菜のドライフラワー梅雨空の部屋で眺めて春懐かしむ

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恋子

けだるさは昨夜の夢か梅雨の空チョイとあんたと朝の流し目

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恋子

じっとりと梅雨の証か沁みだして冷や汗なのかもてあそぶ恋

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みるく

サイダーの夏が来そうな梅雨の間に噴水の霧顔近づける

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光る君

湯上りの梅雨の合間に出る月とチーズを肴に妻とワインを

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二人静

どんよりの響きは然りどんよりと聞こえる不思議この梅雨空に

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ぷるる

青空が 梅雨の合間に かおを出す 曇ったこころ ちょっぴり晴れる

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