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残
恋子
蘊蓄を食わされ喉のイガイガは耳に残ると食の眼力
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恋子
鈴木ベルキ
後ろ反りして見る空はまだぼくに少し未来が残ってみえた
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鈴木ベルキ
Hama
神さまの 日記の中には わが人生 ひとつ残らず 記されており
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Hama
サルトビ
人が消え 残る田畑 どうなるか 故郷思い 我胸痛む
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サルトビ
うしめ
産廃の処理工場が建つと言う73戸に不安を残し
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うしめ
恋子
ムダ毛処理オヤジにわかに食いついたライン残した頭の怒り
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恋子
恋子
朝湿る梅雨の残尿小ぬか雨風情に苦し蝉の小便
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恋子
さくら大根
切り株の痛々しさが目について桜並木の名ばかり残り
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さくら大根
わみ
幸せは手からこぼれる砂のよう残った砂を大事に歩け
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わみ
茶々丸
8歳の頃に肺炎死にかけた残念ながらお花畑見ず
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茶々丸
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