流れ

想いただ眼差しに溢れ伝わって言葉のいらぬ時が流れる

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パパ猫

今しばし無限の河を流れゆく命あるうち時を旅する

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さくら大根

雨の中急ぐ足元側溝へ流れ落ちたる雨の速さよ

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平見翠玉

流れる雲よ天の人に私は元気で泣いてないと伝えて

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平見翠玉

水が流れるように時も流れる時は戻らず元の水ならず

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さくら大根

万華鏡時の流れに咲く花は紫陽花に似て色を変えたし

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平見翠玉

あの頃の場所は今の場所にあらず時間は流れて行く

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パパ猫

心とはひとつにあらず複雑な流れうずまくペイズリーかな

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宵闇

雨流れ流せぬものを時といい私はたぶん泣きたいのだ

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うたちゃん

ゆく川の流れに沿って流されて 自分の弱さ沈む川底

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