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火
パパ猫
チロチロと灯る火せめて心には消えることなき線香花火
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パパ猫
平見翠玉
桜の如く散れと褒め称えし国戦火の人々の叫びを聞け
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平見翠玉
御影
乱れ飛び 火に向かい行く酔いどれの 死んだも気付かぬ夏の虫らは
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御影
めるへん
気に入らぬだけで火箸を振り上げた理不尽親父の鬼の形相
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めるへん
恋子
恋の爪かくして夏の遊び場に火傷楽しみ日焼けと笑う
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恋子
恋子
今日はホラお腹が痛いと母の霊もうしばらくは送り火焚くな
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恋子
澄水
盂蘭盆の闇は濃きかな子供等の線香花火ぽとりと落ちた
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澄水
澄水
”うたたね“は僕の灯火同人の皆さま方に支えられてる
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澄水
澄水
“うたたね”は僕の灯火どうじん
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澄水
平見翠玉
心に火種燃やして忘れなければ悲しみは癒えるだろうか
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平見翠玉
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