ふゆねこ 火
ふゆねこ
澄水 ”うたたね“は灯火であれ今朝も又ラジオ流れる暗いニュースが
内藤 めあ 君と手を繋ぎたくて伸ばした手 拳となって花火と消えつる
成瀬つよたろう キッチンにいる君は歓声と花火の音が楽しいと言う
かわうそのつめきり 「はよ帰ろ」花火会場後にする僕をあざ笑うスターマイン
長月 喉渇き 顔が火照って 息苦し これが恋なら お前にゃ無理だ
うしめ ツンツンと雄蕊・雌蕊がはじけ出てミントの花は線香花火
サルトビ 四年ぶり コロナ乗り越え 大花火 長岡市民 気概が溢る
サルトビ 瑞賢の 先を読んでと 動きしか 江戸の大火に 木曽へと走る
うしめ 