パパ猫 父
パパ猫
猫と人 新緑の 小径に知らぬ老人の 痩せた背中に 父のおもかげ
猫と人 孫祝う 父頬ゆるむ ただなかで 空駆けのぼる 春風にのり
平見翠玉 こたつにて父と二人でパン分け合う残されし日々悔いなき介護
パパ猫 父と母あの日の海ではしゃいでた切なる願いいま込み上げる
ちょうなん 春風や座敷に香る花と線香祖父の名残とともに行くかな
みゆきち 父さんはいつもお前の味方だと芝居がかった台詞GJ
鞘森天十里 点滴に囚われじっとする指の爪見て知った 私、父似だ。
父娘 父娘対等であるデュエットすファザコンじゃない「アンフオゲッタブル」
澄水 