目

めるへん

結婚を恋の終わりにしては駄目新たな恋の出発点に

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めるへん
恋子

甘えては濡れた目許の訴える牡丹の花の今宵満ち咲き

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恋子
中原鼠栞

目の前の幸せに気づけない僕じゃ夢の日々も夢のまた夢

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中原鼠栞
海紀亜

上を目指し続けなくてもいいんだよ てんとう虫の午睡の時間

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海紀亜
澄水

弥陀さまの救う目当ては煩悩を全て具えた凡夫なりけり(第九条)

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澄水
みゆきち

あの帯は帰省だろうか 気をつけて。此処に来ちゃ駄目病院の夜

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みゆきち
ぷるる

入社して 20年目で やっとこさ 浮いていたのは 自分と気付く

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ぷるる
カンナ

きらきらと命纏って咲く花は季節覚えて目を覚ましてく

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カンナ
恋子

陽の跳ねる目には眩しき波がしら五月の海の春を押しのけ

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恋子
恋子

大人びた恋がしたくて流し目を鏡に映してそりゃヤブ睨み

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恋子
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