恋子

抜く襟に後れ毛妖しゆく春の女将の流す目もとの涼し

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澄水

宗教や哲学の目に詩人たる金子みすゞの目を忘れずに

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中原鼠栞

ほら目を瞑って何も言わないで仮定と過程と家庭を大事に

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平見翠玉

神様から与えられた身の丈は見た目よりもずっと大だった

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パパ猫

夜ならば悲しい私が目を覚まし歌詠みたがる抑え込むべし

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恋子

うなずけば目許の濡れて妖しくてそっと肩抱き恋のくちづけ

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平見翠玉

高い山目指さなくとも低い山目指していこう少しづつ登る

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恋子

一線が壊れ始めた初恋の心うらはらおんなの目覚め

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落ちついてマダム

足元にすずめ舞い降り目を見はるラブリータイムいといとおかし

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恋子

三度目の恋は刃こぼれ激しくて切れぬ刺さらぬ鞘当てさえも

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