行雲流水 破調編 眠
行雲流水 破調編
澄水 真夜中の下弦の月と星一つ眠れぬ我を見守っている
行雲流水 破調編 泣きながら 私をすてた 人は今 誰かの胸に 抱かれて眠る 3-119
パパ猫 寝床には眩しいほどの月明かりスーパームーンに抱かれて眠る
秋刀魚 気づいたら二時間経過記憶なし、期末前だけ異常な眠さ
こゆびびび 仰向けに そっと手を組み 眠ってる 青空眩しや 道端の蝉
パパ猫 ぐっすりと眠る我が子に幸せと感じてしまう幾つになっても
めるへん 眠れずに寝返り打てば浮かびくる恋に落ちたるはるか若きを
雨露 夜更け過ぎ冴えた月光身に浴びて 眠りの町をふらと旅する
サルトビ 