深神鏡 眠
深神鏡
めるへん 熱帯夜眠れぬ夜は短歌など出来る筈なくただに苛つく
澄水 うたたねの専用機なるファーウェイさん使命果たした永遠に眠れよ
パパ猫 眠る子が怖い夢など見ぬことを願うは喜劇 親というものは
ちゆ まろやかにほどけて眠る君のそば午後はいつまででも午後であれ
Hama ふかふかの ベッドで子どもら 眠れたら 小さな寝息を 聞けたでしょうか
恋子 夢ひと夜短夜怨む恋ひと夜遠き日々さえ眠りを忘れ
中原鼠栞 眠りざま、頭の端にいる人は涙を誘い死へといざなう
Tokari 誘われて眠い目こする朝の5時、いついつまでもそこで待っている
中原鼠栞 