清水水晶

短歌は写真と知るカメラマンの彼と離れて

0
恋子

騒ぐ血は春の嵐かならぬ恋作法も知らずただつんのめり

0
ちたん

君以外 ラインの通知 オフしてる そんな私を 嫌わないでね

0
Tanka-修一

畦道で、春を知らせる、一番手 レンゲに挑む、若きホトケノザ

2
パパ猫

体内に誰にも知られぬ海がある渋谷で独り潮騒を聞く

6
澄水

しからしむ自然(じねん)法爾(ほうに)は弥陀まかせ思慮分別を超えた知恵なり

0
ろくろう

知らぬ間に汐みちてゐて潟なかに取り残されし夢をまた見る

0
恋子

まだと知る恋のかけらのこぼれ落ち椿の花のためらいなきを

0
みゆきち

庭先にたわわに実るゆず悲し 女あるじの逝くを知る弥生

0
パパ猫

使わねば 力は消えゆくものと知る 脚力・腹筋 優しささえも

0