清水水晶 知
清水水晶
恋子 騒ぐ血は春の嵐かならぬ恋作法も知らずただつんのめり
ちたん 君以外 ラインの通知 オフしてる そんな私を 嫌わないでね
Tanka-修一 畦道で、春を知らせる、一番手 レンゲに挑む、若きホトケノザ
パパ猫 体内に誰にも知られぬ海がある渋谷で独り潮騒を聞く
澄水 しからしむ自然(じねん)法爾(ほうに)は弥陀まかせ思慮分別を超えた知恵なり
ろくろう 知らぬ間に汐みちてゐて潟なかに取り残されし夢をまた見る
恋子 まだと知る恋のかけらのこぼれ落ち椿の花のためらいなきを
みゆきち 庭先にたわわに実るゆず悲し 女あるじの逝くを知る弥生
パパ猫 