里野

近く失うと知りてなお愛しんで哀しまず惜しむことなし

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梅鶏

レジかごに知らない人のレシートが光のように残されている

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秋鵠空(さとあき)

神楽沢宵の雨とも汝は知らじ 花求めあの日よ傘落花

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クルクルバニー

誰からも 認められずに 朽ち果てて 愛されぬまま 愛も知らずに

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袴田朱夏

キスだけじゃ子どもはできないと知った少年と世界の第二章

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クルクルバニー

フランスに 深き英知が 湧き出でる 個性を伸ばす 自由博愛

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袴田朱夏

この赤でもっとかわいくなるきみを知ってるぼくをきみが知ってる

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秋鵠空(さとあき)

咲く草の名はこそ知らね見せるある 背峰らし其処花の咲く草

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音忘信

別れとはそういうもので質入れのギターは知らない人に抱かれる

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秋鵠空(さとあき)

動きの血 戯(タハ)れし身の香意志よ芽よ 詩歌のみ知れ二十歳の記号

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