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知
麻衣
やなことを世知辛いねと穏やかに呟いてくれた夜が恋しい
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麻衣
塩本抄
容疑者の素顔をやたら知りたがるテレビの人の化粧が厚い
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塩本抄
麻衣
恋心って傲慢だ 君からの通知以外はがっかりしちゃう
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麻衣
麻衣
普通とか知らなくていい君とだけ話していたい敬語になるな
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麻衣
麻衣
何ひとつ趣味の合わない人間を愛せることを知れてよかった
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麻衣
もえ
「夢だったと知るには遅く突然の夜雨降りてたてぬ野の花」
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もえ
千吉
風見鶏冬の魔風の命令で地獄を指して素知らぬふりよ
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千吉
千吉
暑い寒い悲しいすらも知っている河原の石を蹴飛ばす俺だ
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千吉
鈴木ベルキ
アルバムの昔の君を見るときの知らない世界線は夕焼け
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鈴木ベルキ
鈴木ベルキ
好きな具のないおにぎりの棚にいてどんなに好きかを改めて知る
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鈴木ベルキ
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