パパ猫 私
パパ猫
ちょこのん ゆいさんと私の笑みだけが聴こえるこの図書室で死にたい青春
ちょこのん 私だけ日差しを受けて嗤われた たくましく伸びるワタシはお竹
こゆびびび 新しく 買った眼鏡で 出かけよう いつもの私は ケースに置いて
パパ猫 百貨店でお祝いのマグカップ買う気持ちはリッチ庶民の私
ちょこのん ソーセージ ブプリと割れて朝日刺す 母が私の八重歯に笑う
Hama シラサギが 私の方をチラ見して 飛んでは降りて 飛んでは降りて
恋子 秋の空私のァチキの心だと恋を漁ろう昨日は過去
行雲流水 破調編 行き先は 何処でもいいの 二人なら 私を連れて 遠く遠くへ 142
平見翠玉 