天坂

秋晴れの日向すずしくよろこんで通りがけの自転車を起こす

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三田さくら

きみが着ていた服までは思い出せなくなってゆく三度目の秋

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三田さくら

親指を切り落としたい秋の夜きみに電話をかけちゃいそうで

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