恋子

どぎゃんしたまだそぎゃんこつば言いよっと幼いままに同窓会に

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パパ猫

ビール開け宵闇の窓眺めれば もうすぐ満ちる月影見ゆる

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シニカル和

窓際の日差しもやわらぎ雑草もゆっくり伸びることにしたかも

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恋子

新蕎麦の香りはまだか峠道車窓に秋の風のさやかに

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恋子

蘭の鉢出窓の秋や猫眠る香り纏いて香箱座り

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恋子

目覚めれば頬にさわやか窓の風さやけき秋は老いを励まし

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夢人

窓枠にそのまま夜が切りとられ下弦の月がつかまっている

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恋子

おはようと窓を開ければやわき風秋にこの部屋盗めと誘う

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カササギ

風立ちぬ窓一枚の隔りは令和五年のサナトリウムに

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皐月

マンションの最上階の部屋の窓どんな時間も私が映る

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