澄水

青空は何時か見た空秋の空音楽室の窓から見えた

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澄水

秋の雨降りつづく窓眺めれば思い出すのは君がいた夏

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恋子

ほたえなや土佐路の車窓ゆえもなく方言ひとつふと巡りくる

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空を見たひと

2アウトフライが上がる青い空窓打つ雷雨が掻き消す歓声

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恋子

虫の鳴く窓を打つよに雨のよにむせび泣くよに乳房を抉る

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小野小乃々

故郷へむかう車窓が全方位から「おかえり」とわたしに告げる

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パパ猫

朝方はクーラー止めて窓を開け 数時間だけこの部屋は秋

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平見翠玉

悲しみは窓から捨てよう明日はきっと笑顔になれる気がする

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澄水

西風に吹かれて窓辺佇めば昨日の事も洗われてゆく

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澄水

昨日今日月を探して窓開けて見つからないよ月子どうしょう

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