立

サルトビ

元妻の 最後の送迎 嬉しさよ 新居で始まる 友の旅立ち

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サルトビ
Hama

雛鳥は 巣立つことなく 息絶えし 紫陽花の下に 埋めて花置く

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Hama
めるへん

家如くリフォームしたき我が体逆立ちすれば少し戻るか

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めるへん
風

体温を超えた気温に直立し超人になる働く人びと

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風
めるへん

川縁の虫に食われし雑草も美しき蝶の役に立ちおり

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めるへん
うしめ

薄墨の靄立ち込めて何もかも息ひそめたり里山の朝

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うしめ
澄水

朝焼けで雲が綺麗で波打ってシルエット立つテレビ塔かな

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澄水
澄水

名も知らぬこの樹何の樹気になる樹散歩途中で何時も立ち寄る

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澄水
パパ猫

朝露が昼には空に帰るよに私も此処を旅立つ日まで

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パパ猫
恋子

昼顔の咲いて艶なる薄化粧愛でに来いよと葦簀を立てる

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恋子
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