中原鼠栞

頬舐む微風よ夜の湿り気よ夏の緑をカンバスに塗る

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ちゆ

常緑の私でいよう また君が都合よく戻れる場所として

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AI

赤くなる青色の球取り返し緑増やして涙の雨も

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みゆきち

薄衣をまといてポトリ夏つばき芝の緑に色を添えたり

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パパ猫

外廊下もう動けない黄金虫 緑の背中輝やかせたまま

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パパ猫

緑葉の縁に連なる水滴は街灯の光それぞれ宿す

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パパ猫

深緑の木立ちを吹きぬけゆく風は色の移りてほんのりライム

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中原鼠栞

こぢんまりとした公園。緑の奥に照る枝と灰の蝶

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めるへん

張り紙の迷子の猫が電柱にじっと見つめる緑の瞳

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めるへん

見つけてと迷子の猫が電柱にじっと見つめる緑の瞳

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