恋子

ふた目盛り下がった今日の洗顔に肌艶騒ぎ鏡を磨く

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めるへん

究極の片思いなり亡き妻の温き肌にはもはや触れず

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麻衣

かなしくてメンズ肌着のコーナーに追いやられてるエプロンを買う

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恋子

三味の音に柔肌つまむ酒を酌む絹の歯ざわり探る豆の香

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澄水

朝露は月の雫であると云ふ月子の肌の水々しさよ

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パパ猫

教室が朝から何やら騒がしい口裂け女聞いて鳥肌

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山下萌々子

肉厚な胡蝶蘭の柔肌に爪を立ててはそっと触れたい

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恋子

戯れに素肌を晒し恋談義けだものごっこもけもの道から

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澄水

風吹けば世も動き出す音も無く次の季節を肌で感じて

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鞘森天十里

目の痒みくしゃみ鼻水鼻詰まり頭痛肌荒れ滅びよ杉よ

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