秋鵠空(さとあき)

春風は高嶺らし其処ゆきて果て 消ゆこそしらね肩馳せ離るは

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袴田朱夏

時間には肩がないので後ろからつかめず春が行ってしまった

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袴田朱夏

まだ寒い春たくさんの花びらの行方のひとつとして君の肩

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御影堂 歩

もう二度とやってこないだろうこの春は肩をすぼめて冬へと歩む

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Coutarus ONAI

肩車する児は「つき」へ行けと言う今を逃せば行けないだろう

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成瀬悠

肩書きを脱いだ私を見つめてよ言葉を発して溶ける前に

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