澄水

欠けてゆく月は黄色くアンタレス赤く輝く夏の夜かな

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パパ猫

彼岸へと続くこの道歩き来て喜怒哀楽も夕陽の色に

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光る君

我が胸で微睡む君は色白のうなじにほくろ並んで二つ

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澄水

自力宗自己を見つめて空観ず色即是空空即是色

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恋子

眼を盗み酒を盗んで朝盗む爽やかほろり黄色い陽射し

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澄水

夏の月意外な低さ親し気に薄紅色の花弁のよう

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澄水

夏色の朝風すくい爽やかな心やさしい君に届ける

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澄水

夏色の空を仰げば思い出す涼し気な君青いポロシャツ

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澄水

空の色紫陽花の色移りゆく梅雨入り間近か晴れて爽やか

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澄水

藤の花悲しみ色に見えた日も遥か遠くになりにけるかも

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