秋鵠空(さとあき)

登頂の天空の青深々と成層の色我を吸い込む

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クルクルバニー

苦しみも 過ぎてしまえば 色も変え 光輝く 黄金となる

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梅鶏

ボランティアは広く求めるオレンジのビブスは少し大きいサイズ

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羹鱠

東風にきく 桜花一色 纏ひぬと うつる草木 暦の衣

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袴田朱夏

水色のカッターシャツをぱんと干す妻と我とに春は来にけり

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袴田朱夏

色を抜くのは妊娠以来なんですと春にささげるまだ黒い髪

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クルクルバニー

茜雲 霞がかった 色合いに 頬を彩る 富士の高嶺に

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ひの 朱寝

やあ、ハロー。自分の機嫌伺うよりも人の顔色伺って

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麻衣

降る灰の生成り召されるる神なれば御膝の枝は朱色の気品

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吉村おもち

このビルは外から見れば灰色で中から見ればもっと灰色

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